神田祭 花車合 2008年5月号の4の15 |
三十四番 塗師町。 三十五番 白壁町。 三十六番 松田町。 最後の松田町の札中に。 高橋藤、千加坊蔵、佐武郎刀、扇令摺とある。 六丁札三十六枚の出来は、かなりのものである。 画は如洗とあり、濱田如洗のことである。 このかたは生年、明治八(1875)年と、ものの本に記載があるが没年が判らない。 今回貼り込みにあたり、少々疑念に思ったことが有った。 紙の裁断が、ややバラバラだ。 年度の違う札がある。 古色の付きかたが若干差がある。 キ○七を含めて、同じ題名の方が何度も登場する。 手持ちには重複の納札が結構ある、等々である。 これは何回かに分けて、作ったものだなと思った。 そして疑念に思っていたことが。 神田多弐、後藤錦二世さんからの御教示で、さっと晴れたよ。 第一回目が、昭和三十四年三月、一番から六番まで製作。 以後、同年五月、同年九月。 昭和三十五年一月、同年三月、同年五月と六回に分けて六枚づつ計三十六枚。 一年以上を掛けて、製作発行されたものと教えて頂いた。 さすがは神田っ子、謝謝である。 ●全ての写真、文章の転載を禁じます。 |
by kiwasiti
| 2008-05-29 21:58
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